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日常生活動作(ADL)検査-バーセルとFIMを選択するポイント-

「実習関連シリーズ」の記事です。
このシリーズは、学生向け、もしくは実習指導経験の浅い理学療法士向けに、クリニカルリーズニングシリーズと並行して作成しています。
クリニカルリーズニングシリーズはこちらから。

ADL検査を行う際に、「BI(バーセル・インデックス)を用いるべきか?FIMを用いるべきか?」という疑問を持っている学生がいます。そういった疑問を持っている学生に対するアドバイスです。

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4.指導したセルフエクササイズを実際に行えているかの確認方法

クリニカルリーズニングシリーズ6ある程度、治療が進行してくると、理学療法士側からセルフエクササイズを提供して、それを実践してもらっている場合があります。

この時、しっかりとセルフエクササイズを実践できているかの確認をどのように行っているでしょうか?
指導したセルフエクササイズがしっかり行えているかを確認する事の重要性と、その方法について記事にしています。

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3.セルフエクササイズを処方する際にコンプライアンスを低減させない方法

クリニカルリーズニングシリーズ6セルフエクササイズ・ホームエクササイズを処方する際に、それを実際に行う事ができるかが非常に重要になってきます。
痛み治療場面において、処方されるセルフエクササイズは、その痛みが実際にセルフエクササイズによってコントロール可能という事を患者自身に実感として持たせる事ができれば、後は理学療法士側から細かいアドバイスをしなくても、患者自身でしっかり行っていく事がほとんであると思います。

しかし、中には上手くいかない患者もいます。コンプライアンスが低いとされている患者です。

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9.手技が持っているべき特性について

2016/03/03   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4本記事は、クリニカルリーズニングシリーズ4「治療手技総論」の9つ目の記事で、追加記事となっています。

臨床で、何かしらの治療手技を用いるうえで、手技そのものが持っているべき特性がいくつかあります。その中から以下の4つをピックアップして解説させて頂きます。

  1. 可逆的な変化を与える事ができる
  2. 反対の手技がある(リバーシブルな手技)
  3. 対応するセルフエクササイズがある
  4. 勘弁で、短時間ででき、即時効果を検証できる

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2.理学療法士が提供したセルフエクササイズを継続できない患者の対応

クリニカルリーズニングシリーズ6リハビリテーションにおける治療の過程で、自主訓練を指導する場面は多々あると思います。
これは、徒手療法を用いた痛みの治療に限らず、リハビリテーション全般で言える事です。

本記事では、その指導したセルフエクササイズを実施できない、または継続できない、という患者の対応について解説していきます。

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1.クリニカルリーズニングシリーズ6の開始です。

クリニカルリーズニングシリーズ6これまで「たなはらの勉強部屋」では、痛み治療としての徒手療法の用い方(実際の技術ではなく、それをどのように用いていくかの考え方や思考プロセスなど)について書いてきました。

その中で、理学療法士側のスタンスとしては、痛みをゼロにしようと意気込む事よりも、「どうすれば理学療法士の手を借りずに患者自身で痛みをコントロールできるか」に着目した視点でほとんどの記事が書かれています。

その中で、自己管理法としてのセルフエクササイズ(自己治療法)への移行についても書いてきたのですが、今回のクリニカルリーズニングシリーズからは、このセルフエクササイズ・自己治療法についてを書いていきたいと思います。

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5.徒手療法(マニュアルセラピー)におけるゴール設定まとめ

2016/02/21   -ゴール設定

クリニカルリーズニングシリーズ5徒手療法におけるゴール設定徒手療法におけるゴール設定というテーマで書いてきましたが、良くなっていく患者に対しては、ほとんどゴール設定の重要性に気付く事なく終了を迎えると思います。

このゴール設定に困るのは、治療に難渋するケースだと思います。この点についてを中心に、シリーズのまとめとして記事を書かせて頂きます。

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