クリニカルリーズニングシリーズ6 「セルフエクササイズとその移行方法について」
クリニカルリーズニングシリーズ6
「セルフエクササイズと、その移行方法について」
内容
本シリーズでは、患者自身で症状のコントロールができるようになる事を、治療目標の1つとして、セルフエクササイズ(ホームエクササイズ)の意義や価値、実際に患者に指導する際のコツなどを解説しています。
理学療法士の手を借りずに自宅で自身の症状をコントロールできるようになると、必要以上に痛みに恐れる必要はなくなります。予防目的でのホームエクササイズも重要ですが、急に(以前あったような)痛みが出現した時の対処法という意味合いでのホームエクササイズも重要です。
痛みを抱えた患者が、仕事復帰・社会復帰する際に重要になってくるのは、後者の方の「急に(以前あったような)痛みが出現した時の対処法」だと考えています。患者自身で痛くなった時の対処法を理解して、「もし痛くなったとしても大丈夫」という自信(セルフエフィカシーと言います)を高める事に貢献できると思います。
この自身でコントロールできるという自信(セルフエフィカシーが高い状態)を持つには、方法を教えるだけではなく、継続できるようになるための関わりが必要になります。
目次
- クリニカルリーズニングシリーズ6の開始です。
- 理学療法士が提供したセルフエクササイズを継続できない患者の対応
- セルフエクササイズを処方する際にコンプライアンスを低減させない方法
- 指導したセルフエクササイズを実際に行えているかの確認方法
- セルフエクササイズの重要性を認識してもらえない理由
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