理学療法ジャーナル Vol.50(2016)定期購入・金額をみてみる
雑誌名:理学療法ジャーナル
出版社:医学書院
1冊定価:1,944円
発行間隔:月刊
最も多くの理学療法士の方に読まれている医学雑誌が「理学療法士ジャーナル」です。
学生割引などもあるため学生の年間購読も多いようです。私も、学生4年生の時に年間購読に申し込み読んでいました。
その時は、知らない事ばかり書かれていて、少々驚いたのを覚えています。
出てくる用語を調べる事で、知識をつけるきっかけになったかなと思います。
学校での授業に余裕のある学生は、臨床に出るまえから医学雑誌を読む事に慣れておくのはお勧めです。(学校での授業を疎かにしてはだめですよ。)
構成としては、毎号話題のテーマで特集を組み、Physical Therapyの技術と知識を、図・写真を多用して分かりやすく紹介してくれています。
「入門講座」、「講座」、「1 ページ講座」などの連載欄では、現在の理学療法に関する具体的な問題や取り組みを取り上げて解説してくれています。
PTによる研究論文も掲載しているので最新の研究知見なども学べます。
よりスタンダードな雑誌ですので、医学雑誌を読み慣れていない方で、これからリハビリ分野を多方面に学ぼうと考えている方には是非お勧めします。年間購読でかなり安くなる上、学生であれば、学生割引が利くのが非常に良心的です。検討してみて下さい。
2016年 発刊 理学療法ジャーナル
1月号
特集:理学療法50年の変遷
■特集2 これまでの10年とこれからの10年-理学療法の発展と課題と夢■
徒手理学療法(瓜谷 大輔)
脳卒中の理学療法-学際的アプローチの確立に向けて(佐藤 房郎)
脊髄損傷の理学療法(武田 正則)
呼吸理学療法(間瀬 教史)
心疾患の理学療法(渡辺 敏)
関節疾患の理学療法(木藤 伸宏)
スポーツ理学療法(尾崎 勝博)
下肢切断の理学療法(長倉 裕二,他)
ロボットを利用した理学療法(北島 昌輝)
物理療法(生野 公貴)
嚥下障害に対する理学療法(森 憲一)
精神疾患の理学療法(上薗 紗映)
メタボリックシンドロームと理学療法(久野 陽治)
介護予防としての理学療法(大渕 修一)
在宅理学療法(小山 樹)
小児の理学療法(木原 秀樹)
ウィメンズヘルスと理学療法-これまでとこれから(石井 美和子)
救命救急部門における理学療法(横山 仁志)
地域包括ケア(岡持 利亘)
理学療法臨床教育(小林 賢)
先端医療と理学療法(南角 学,他)
臓器移植と理学療法(玉木 彰)
産業保健と理学療法(野村 卓生)
緩和ケアと理学療法(増田 芳之)
病期別理学療法の歴史-急性期理学療法(横田 一彦)
病期別理学療法の歴史-回復期理学療法(小泉 幸毅)
病期別理学療法の歴史-生活期理学療法(野尻 晋一)
障害者関連法律(藤岡 毅)
理学療法部門のマネジメント(斉藤 秀之)
8月号
特集:社会の要請に応える理学療法教育
■特集 社会の要請に応える理学療法教育■
□社会の要請に応える理学療法学教育(内山 靖)
□理学療法領域における大学教育への期待(鈴木 正)
□大学教育の現状と展望(大西 秀明)
□特色ある理学療法教育
1.自立した学生の育成をめざして(長野 由紀江)
2.学年の壁を越えた演習「PTスキル」(黒澤 和生)
3.視覚に障害を持つ医療系学生のための教育高度化改善事業(石塚 和重)
4.自己発展性を備えた理学療法士の育成(大橋 ゆかり)
5.創立者の思いを次代のセラピストに(山田 千鶴子)
6.国立病院機構附属の特徴を生かした教育(近藤 登,他)
7.教育成果を数値化し,これを踏まえた教育をめざして(村上 忠洋)
8.建学の理念『人格尊重』(田中 良)
9.都心部における社会人比率の高い学生を対象とした教育(松本 直人)
10.長崎大学における「痛み」の理学療法教育の展開(沖田 実)