「 各シリーズ1作目 」 一覧

1.マニュアルセラピーにおけるクリニカルリーズニングで用いる推論様式

reasoning2クリニカルリーズニングシリーズ1の中では、試行錯誤の過程を通して、適刺激を探していくという事を書いてきました。そこでは用いる手技の選択よりも効果判定の重要性を書いてきました。徒手療法(マニュアルセラピー)における試行錯誤による推論は、用いる手技の選択過程の確からしさよりも、「とりあえずやってみて効果があれば、それが正しい方法といえる」という一見、当てずっぽう的にも思える思考過程です。

これはクリニカルリーズニング(臨床推論)の推論様式の一つで「徹底的推論法」と呼ばれる方法に分類されます。ここでは、それとは異なる推論様式を紹介し、この二つの違いを解説していきます。

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1.痛み治療の進め方 〜治療を停滞させない為に〜

clinical reasoning1治療を進めていくうえで、治療者として今現在、何を目的としてどういった行動をとっているのか?今解決すべき問題が解決すれば次は何を考える必要があるのか?などをしっかり考える必要があります。

それを忘れて患者に「サービスを提供しなければ」と必死になると、適切な治療関係は築けなくなってしまいます。今回は、治療をすすめていく上で私が大切にしている事を稚拙な文章で綴っていきたいと思います。

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