鑑別診断(蓋然性、予後、実用性アプローチ)

【鑑別診断とは?】

「患者の症状の原因が、何の病気によるものか」を診断する際に、その症状や徴候(検査結果)から可能性がある複数の病気を比較しながら合理的に特定する診断のこと。

 

【鑑別診断のアプローチ方法】

最も単純な診断アプローチ方法は、

考えられる複数の原因の可能性についての大小を考えずに、考えられるもの全てを考慮する方法→可能性に基づくアプローチpossibilistic approzch

この、可能性の大小についてを考えないアプローチ方法では、患者は不必要な検査を受ける事になってしまう場合が多く賢明な診断アプローチとは言えない。

そうではなく、経験豊かな臨床医が選択するアプローチ方法としては、以下の方法が挙げられる。

  1. 選択的に最もありえそうな疾患から考慮する蓋然性に基づくアプローチprobabilistic approach
  2. 診断されず治療されないままなら重症(もしくは機能損失)になるであろう疾患から考慮する予後に基づくアプローチprognostic approach
  3. あるいは、治療をすれば良好な反応が期待される疾患を考慮する実用性に基づくアプローチpragmatic approach

患者の鑑別診断を賢明に選択するには、これらの3つの要素「蓋然性、予後、実用性」を考慮する必要がある。

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