クリニカルリーズニング4「治療手技総論」

クリニカルリーズニングシリーズ4

クリニカルリーズニングシリーズ4
「治療手技総論」

内容
本シリーズでは、理学療法士・作業療法士が治療にあたる際に使用される治療手技と呼ばれるものに関する事について記事にしています。
※ 特定の治療手技や学派を紹介する記事ではありません。

 

目次

  1. 治療手技そのものを評価するということ
  2. 治療手技の強さの程度、グレードについての解説
  3. グレードを変更しながら、その治療手技を評価する手順
  4. 直接法・間接法とは? そして、手技は何を治療しているのか?
  5. 治療手技による改善は、どういったメカニズムか?
  6. 徒手療法の特徴について〜治療閾値との関係から〜
  7. 徒手療法?オステオパシー? 理学療法士が行くべき講習会とは?
  8. 「手技を評価する過程」で起こる問題の対応策について
  9. 手技が持っているべき特性について
  10. 何をヒントに治療を行うか①「機能異常と機能障害の解説」
  11. 何をヒントに治療を行うか②

※ シリーズ中の新しい記事が、画面最上位に表示されています。

カテゴリ一覧

11.何をヒントに治療を行うか②

2016/03/24   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4(前回記事との2部構成になっています。本記事は2部にあたります。)
前回の記事では、機能異常と機能障害の解説を中心に行いました。

その理由としては、「理学療法士が治療をしようとしてとった行動は、何を根拠としているのか」について解説していくためです。

2部構成となり前回記事から前置きが長くなりましたが、本記事では、その点について解説していきたいと思います。

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10.何をヒントに治療を行うか①「機能異常と機能障害の解説」

2016/03/23   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4徒手療法を用いて治療を進めていく上で、その理学療法士が「何をヒントに、この手技を選択したか」だとか、「何でそこが治療のポイントだと思ったのか」という事を疑問に感じる事があります。

この治療をしようと思った理由というものには、その傾向性があると思いますが、セラピストによって意外とまちまちで、別のセラピストでは考えもしていなかった事を、治療のヒントにしている理学療法士もいたりします。

この点について、私なりの見解を書いていきたいと思いますが、これを2部構成とし、今回の記事では、話の前提となる「機能異常」と「機能障害」について解説していきたいと思います。

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9.手技が持っているべき特性について

2016/03/03   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4本記事は、クリニカルリーズニングシリーズ4「治療手技総論」の9つ目の記事で、追加記事となっています。

臨床で、何かしらの治療手技を用いるうえで、手技そのものが持っているべき特性がいくつかあります。その中から以下の4つをピックアップして解説させて頂きます。

  1. 可逆的な変化を与える事ができる
  2. 反対の手技がある(リバーシブルな手技)
  3. 対応するセルフエクササイズがある
  4. 勘弁で、短時間ででき、即時効果を検証できる

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8.「手技を評価する過程」で起こる問題の対応策について

2016/02/09   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4本シリーズでは、今までの記事で、「手技を評価する事」、「手技の強度(グレード)や種類(直接法・間接法)について」、「手技をとりあえず用いる事の妥当性について」、「手技を学ぶ際の講習会選びのポイント」などを記事にしてきました。

今回の記事は、「手技を評価する事」の記事で解説した事の追加記事になります。

その記事で、手技の選択基準が複雑になった場合の対処法がある事を書きましたが、その内容については後回しにしていましたので、それについての説明をしていきたいと思います。

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7.徒手療法?オステオパシー? 理学療法士が行くべき講習会とは?

2016/02/06   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4シリーズ4「治療手技総論」の記事の一部として、理学療法士が行くべき講習会について個人的な意見を述べさせて頂きたいと思います。

「治療手技について学びたいが、いろいろな学派があって何が良いのかわからない」というような質問を受けましたので、そういった理学療法士に対して私なりのアドバイスになるような記事になればと思い今回の記事を企画しました。

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6.徒手療法の特徴について〜治療閾値との関係から〜

2016/01/29   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4私たち、運動器の痛みに対して手を使用した治療を行うセラピスト(理学療法士、マニュアルセラピスト)が用いる治療方法は、手技療法や徒手療法、治療手技、マニュアルセラピーなどと呼ばれます。
この「手を使用した治療方法である徒手療法」の最大の特徴について考えてみたいと思います。私見が多分に含まれますが、その点はご容赦下さい。

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5.治療手技による改善は、どういったメカニズムか?

2016/01/25   -治療手技総論

クリニカルリーズニングシリーズ4治療手技の改善はどういったメカニズムで起こっている事なのでしょうか?これは、学生や徒手療法を学び始めた理学療法士からよく受ける質問です。また講習会での講師に対する質問でも、必ずといっていい程出てくる質問だと思います。しかし、徒手療法の改善のメカニズムに各学派での共通の見解が得られているものは少なく、それどころか矛盾する解説やお互いを非難するものまであります。今回の記事では、その点について個人的な見解を示したいと思います。

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