クリニカルリーズニングシリーズ6
「セルフエクササイズと、その移行方法について」
療法士向けのシリーズです。徒手療法や運動療法を用いて治療を進めていく過程で、患者が自身の症状を少しずつ自己管理できるようになるために「どのようにセルフエクササイズを導入していくか」について書かれています。
→シリーズ【セルフエクササイズ】
ホームエクササイズは、患者自身で自宅でできる運動や、治療体操のことです。
一般的なストレッチや筋力強化訓練も「ホームエクササイズ」の一部ですし、個々の患者の状態に合わせた治療目的の運動もホームエクササイズに含めます。
当ページは、ホームエクササイズ指導に有効に活用できる資料をまとめました。
また、患者自身でも有効利用できるような資料も合わせて紹介しています。
※ 当ページは現在制作段階です。完成までしばらくお待ち下さい。
無料で利用・ダウンロードできる「腰痛体操」
ネット上で公開されているもので、安心してご利用できるものを紹介していく予定です。
市販されているオススメ書籍
リハビリテーション・ホームエクササイズ CD-ROM付―患者さんに渡せる自主トレーニング127
127のエクササイズを485の写真を使って分かり易く説明しています。患者さんに合わせて、自主トレプログラムを自由に作成可能です。
添付されているCD-ROMがあるので、わざわざ写真をスキャンする事なくパソコンに取り込めます。
ホームエクササイズを一様に処方するのではなく、個々の患者に合わせたいと思った時にとても便利です。
患者自身で、この本を購入してホームエクササイズを行おうとした場合は、疾患に合わせたエクササイズのセットが19種類用意されているので、細かな運動選択ができない場合でも非常に使いやすいです。
患者さんの治療目的で使用するなら複製も許可されているので、そういった点でも安心して利用できます。
誰でもできるトリカ゛ーホ゜イントの探し方・治し方
一般向けに書かれているトリガーポイント療法の治療本としては最もレベルが高く、価値の高い書籍と思います。全身の症状に対して網羅的に解説してくれているので、腰痛や肩痛のみならず、全身の治療に利用可能です。
治療の手順は、写真ではなく、イラストで解説していますが、このイラストがシンプルですが丁寧に書かれていて、写真よりも理解しやすいかもしれません。
重要なポイントから目が反らされる事がないので、治療の理解が非常にやりやすいと思います。トリガーポイント療法を自分で行う(ホームエクササイズとして行う)事を考えている人に対しては一番オススメできる書籍です。
人気書籍だけあって、アマゾン内の評価も高いです。品切れになる事が多々あるようなので、チェックして売り切れでなければ購入を検討してみて下さい。
トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル
Dimitrios Kostopoulos (著)
Konstantine Rizopoulos (著)
もともとは外国人が書いたトリガーポイントに関するテキストを日本語に翻訳したものです。講習会用のテキストにも使用されるもので、一般書ではなく医学書となります。少し難しい部分もありますが、ホームエクササイズの方法はイラストと写真で解説して、1つのトリガーポイントを見開きの表にして解説しているので、視覚的に理解しやすいです。
治療に携わる人でなくても、ややレベルが高めの一般書を読む事に慣れている人には最適な本になると思います。
かなり詳しく、身体に張り巡らされたトリガーポイントを解説しているので、ホームエクササイズを行う場合も、解説読みながら安心して行えると思います。
また、これを利用して、治療者が患者にセルフトリガーポイント療法を教えるにも有用だと思います。