筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション

筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション

筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション
監修:福林徹、蒲田和芳
編集:加賀谷善教、吉田真、山本大造、鈴川仁人

理学療法士である福林徹さん、蒲田和芳さん監修の著書です。編集者もみな理学療法士です。

この本自体は徒手療法に特化したものというよりは、スポーツ理学療法(リハビリテーション)に関するもののシリーズで、身体を各部位に分けてその領域でのバイオメカニクスや解剖・運動学などを解説した上で、理学療法に関する具体的な治療法が解説されています。

書籍の中身は、横浜市スポーツ医科学センターのスタッフを中心に開催された「スポーツ理学療法」に関するセミナーの書籍版になります。

値段が安い割には、情報量は豊富です。このシリーズを全て読んだわけではないですが、理学療法士の蒲田和芳さんが監修に加わっている「筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション」と「骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎」の二つが読み応えがあり面白いです。

ここでは、「筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション」のみにいて解説しますが、蒲田和芳さんが執筆を担当している【第5章 私の腰痛治療プログラム】の「骨盤・胸郭のリアライメントによる腰痛・骨盤痛の治療」は臨床で参考するのに価値ある内容が書かれています。

骨盤の評価の仕方や、どういった捻じれの時はどのように考えるのか、などについて評価法・治療法ともに具体的に書かれています。また、独自の治療理論であるリアラインコンセプトの考え方などにも触れており、どのような考えで治療にあたっているかがわかる内容になっています。

個人的には、特定の学派や、治療理論を全面に出している方や学派はあまり好きではありませんが、具体的に書かれていて読んでいる分には、自分自身に刺激にもなるので良いかと思います。(リアラインコンセプトの講習会(セミナー)などに出た事はないので、詳細はわかりませんし、この書籍の一部を読んだのみの情報です)

その他、腰部骨盤帯領域や胸郭に関する解剖や、筋・筋膜性腰痛について解説する書籍となっています。値段も安いですし、一読する価値はあると思います。

【目次】
第1章 腰痛と運動療法
1.疫学・リスクファクター・病因
2.腰痛の保存療法と除痛メカニズム
3.運動療法の効果と限界
第2章 バイオメカニクス
4.脊柱のバイオメカニクス
5.胸椎・胸郭のバイオメカニクス
6.骨盤のバイオメカニクス
第3章 運動機能
7.脊柱・骨盤帯の姿勢と運動
8.インナーユニット
9.腹腔内圧のバイオメカニクス
第4章 スポーツ動作と腰痛の機械的機序
10.屈曲パターン
11.伸展パターン
12.回旋パターン
13.予防プログラムとその効果
第5章 私の腰痛治療プログラム
13.私の腰痛治療プログラム
14.骨盤・胸郭のリアライメントによる腰痛・骨盤痛の治療(p123-p132)
15.荷重機能からみた腰痛治療
16.全身運動のバイオメカニクスからみた腰痛治療

筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション

単行本: 157ページ
出版社: ナップ (2010/3/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4931411924
ISBN-13: 978-4931411920
発売日: 2010/3/1
商品パッケージの寸法: 25.6 x 18 x 1.4 cm

本の紹介として当ページとその他関連ページを作成していますが、直接のリンクを設置しない事としました。実際に購入を検討されている方は、お手数ですが、アマゾンで直接検索をお願いします。
 

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