理学療法学生実習で必要な検査器具 事前に準備すべき物

あなたは、理学療法学生実習に向けて準備ができていますか?

理学療法学生実習で必要な検査器具 事前に準備すべき物について説明します。

理学療法学生実習において、検査実習であろうと、評価実習であろうと、治療実習(長期実習)であろうと、必ず行うものがあります。

それは、検査です。

理学療法学生評価といって、学生自身が患者に検査を実際に行うのですが、ここで1つ問題があります。

検査器具を持たないで、実習に臨む学生がいるのです。実習のおいて、肝心要の検査をする為の道具を持っていないというのでは、話しになりません。

以前は、学生自身で購入するか、学院で配布するのが当たり前で、自分用の検査器具として準備した状態で実習に臨むのが当たり前でした。

しかし、養成校の乱立と同時に、養成校の差別化を図る為に学費を軽減させる学校が出てきました。

すると、削られた学費の余波は、検査器具の準備を学校側はしないという、とんでもない状態の理学療法士養成校が出てきました。

そこから、他も追随するように、検査器具を準備しない学校は多くなり、いつの間にか、学校の先生たちも、学院側で準備するものではなく、病院側から借りるものへと認識が変わってきました。

しかし、病院側は、基本的には学生で準備するものという認識があります。

中には、必要な検査器具がない事によって、特定の重要な検査を行えなかったという話や、別に道具で代用して行ったという話しを時々耳にします。

実習地によっては、病院で借りれるところももちろんあります。しかし、実習病院に全てが貸し出し用として揃っているかというとそうではありません。

バイザーによっては、準備してきていないという事だけで評定が下がってしまう事もあるので、この点についても気をつけておいた方が良いでしょう。逆にしっかり準備できている学生は、それだけで評定が上がる場合もあります。

また、他校の実習生と期間が被ると、1つしかない検査器具を奪い合う事にもなり兼ねませんので注意して下さい。(検査に1時間くらいかける場合もあるので、その間はその器具を使えないという事です。)

中には、実習中に自分自身でネットなどで探して購入し、実習中になんとか準備したという学生もいます。

今から実習を迎える方は、慌てないためにも、ちゃんと準備しておく事をお勧めします。

また、今購入したものは、理学療法士として仕事をするなら、これから先も使うものとなりますので、準備して損する事はないと思います。

ここでは、必要最低限と思われる検査器具に限定して載せておきますので、持っていない方は購入する事を検討してみて下さい。

また、購入の際は、amazonで購入できるようです。わざわざ医療用メーカーのホームページから購入すると高くつく場合が多いので注意して下さい。

中には購入すべきでない物もありますので、それについても掲載させて頂きますね。

確実に準備しているべき検査器具

  • ゴニオメーター(関節可動域検査)
  • 打腱器、ハンマー(深部腱反射DTR用)
  • 聴診器(血圧測定・他)

まず、ゴニオメーターからです。

プラスチック性のゴニオメーターです。これは持っている学生がほとんどだと思います。持っていない方は、絶対に準備して下さい。

アーテック ゴニオメーター 9724

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これは、比較的小さな関節である。手関節や足関節で使用されるものです。

肩関節、股関節、膝関節などでは本来使用すべきゴニオメーターではありませんので、プラスチック性のものに加えて、大きめの鉄製のゴニオメーターも必ず準備しておくべきものです。

角度計(東大) Z813-153A(30CM)

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上記の二つの大きな違いは、軸となる部分が縦か横かですね。個人的には東大式の方が使いやすいです。軸の部分をベッドに置いて角度を測る事ができます。神中式の方は、置いて測定する事はできません。たてた状態で置いておけないので、意外にかさばるのも神中式の方です。

この大きなゴニオメーターのプラスチック性もありますが、それはお勧めではありません。
測定中にしなってしまう為、とてもコントロールしにくくなります。学生向けではありませんね。


次に打腱器(ハンマー)です。

深部腱反射などを行う時に用いられるものです。この検査の必要性を理解できていない養成校の先生が、「打腱器(ハンマー)を臨床で使う事はないよ」と学生に教えていたそうです。こんな事を生徒に言うなんて教員として絶対にありえません。深部腱反射検査は、運動器疾患だろうが、中枢神経疾患だろうが必ず行います。臨床に出てからも確実に行うので、間違った事を教えられた学生は注意して下さい。

まずはお勧めの検査器具(打腱器ハンマー)です。

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ヘッドが三角タイプで、白色です。この打腱器(ハンマー)は、少し重みもあり、とても使いやすくおすすめです。

打診器(バギンスキー式)

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これは、ヘッドが丸型をしており、ヘッド部の重みも十分で毎回同じように打ちやすいため、整形外科医や脳神経外科医がも好んで使用します。

一般的に「良い打腱器(ハンマー)」とされているのは、ヘッド部分に重みがあり、ヘッド部分が大きなものです。

これとは逆にヘッド小さく、軽い打腱器(ハンマー)は使い物にならないので注意して下さい。また、柄の部分に感覚検査用の器具が内臓されているものもありますが、これは非常に使いづらく絶対にやめておいた方が良いでしょう。どちらも中途半端で使い物になりません。

以下のような器具は、安くても絶対に買ってはいけません。もし、持っていたら、捨てても良いくらいです。(すみません、無いよりはマシですね。)


最後に聴診器についてです。

聴診器は玩具同然のものから、本当に良いものまで、ピンキリです。選びにくいものの1つと言えるでしょう。また、知識がない状態では、何が良いものかはわからないのも、聴診器を選びにくい理由だと思います。

実習場面では、血圧測定が主なものになりますが、毎回測定するので必ず持っておかなかくてはなりません。心リハが中心の病院や急性期病院に行く方は、持っていないと大変な実習を迎える事になるでしょう。

また、直接、耳に入れるものなので、個人で持っている方は貸したがりません。普通に考えて不衛生ですもんね。

病棟を回る際に、いつ必要になるかわからない状態で、必要となった時に、看護師さんたちに「聴診器を貸して下さい。」とあなたは言えますか?

そこに勤務している理学療法士でしたら可能ですが、実習生はかなり肩身の狭い思いをする事になるでしょう。そして、ほぼ間違いなく看護師サイドからクレームが上がります。

看護師にとって、1人1つ聴診器を持つのがあたり前ですので、持たずに病棟を回るとなると、看護師にとっては不自然極まりない事と思うようです。

看護師との関わりの強い、リハビリテーション病院に行かれる学生も準備しておいた方が良いでしょう。逆に、整形外科クリニックの場合はほぼいりません。

お勧めの聴診器

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現役の医療従事者なら、確実にリットマンというメーカーのものを使用します。くれぐれも、よくわからないメーカーのものは購入しないように気を付けて下さい。理学療法士や看護師から確実に笑われます。

以下の、ものは1000円前後で購入できますが、正直使い物になりません。雑音ばっかりが聞こえて、結局、少し値の張るものを買うはめになります。

FOCAL スーパースコープ 内バネ ブラック

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流石にマニアックな検査器具については、揃える必要はありませんので、必要最小限に抑えて下さい。
これは、最低限の検査器具ですので、持っていない学生は、ちゃんと準備しておく事をお勧めします。


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