日常生活動作(ADL)の評価方法について勉強になるオススメ書籍|リハビリ

理学療法士や作業療法士を目指している学生向けの「評価方法」に関するお薦め書籍しています。

実習では、バイザーやその病院・施設の理学療法士や作業療法士から、「評価が大事!」「まずは評価です。」と口うるさく言われてはいないでしょうか?

リハビリで特に重要になるのは、対象者である患者が実際の日常生活場面に戻った時に、日常的に行う動作を「どれくらいの量を遂行できるか」から、「安全に行えるか」「自立して行えるか」「効率良く行えるか」といったADL動作に関する質的・量的な評価です。

さらに、「単純に、できる・できない」だけではなく、「できるADL・しているADL」の評価や、「どの程度の、どのような介助が必要か」「どういう場面において自助具が必要か」といった、ものまで、日常生活動作の評価は多彩です。

【本人の意欲的な要素の評価】
【介助量に関する評価】
【環境や補助具に関する評価】

個人の置かれた状況によっても必要な評価項目は変わるので、臨床経験のない学生が、ADL評価を見事にこなす事はまず無理でしょう。苦手意識を持つのも仕方ないです。

ただし、しっかりと準備ができていれば、実習中に指導される内容がスムーズに理解しやすくなるので、(できないのが問題という意味ではなく)、そのためにも事前学習ができている事は大切だと思っています。

 

ADL評価が苦手、どうしたら良い?

先にも挙げたように、日常生活動作の評価には複雑な面があり、ADL評価が重要と分かっても、学校で学んだ内容だけではなかなか厳しいものがあります。もちろん実習中に学んでいく事になるのですが、有る程度事前に勉強できている学生と、そうでない学生では、実習がスムーズに進行できるかどうかに差が出るように感じています。

また、きっちりと事前学習できていなくても、実習中になると必死に勉強するので、良い資料を片手に実習に挑むという事も重要と考えいます。良質のテキストを持っていれば、実習で学んだ事を効率的に調べて、効率的に学習が進むと思います。

 

当サイトが公開している記事「日常生活動作(ADL)検査-バーセルとFIMを選択するポイント-」は、「FIM」や「BI」といったワードの検索で上位表示されていて良く読まれている記事です。記事内では、「FIM」や「BI」を選択するポイントや考え方について解説しています。宜しければ合わせてご覧下さい。

 

 

ADL評価方法についてオススメの書籍

新版日常生活活動(ADL)評価と支援の実際

伊藤 利之 (著, 編集), 江藤 文夫 (編集), 中村 春基 (編集)

臨床経験の浅い若手セラピストや学生向けに、ADLの概念から障害別活動訓練の実際までのADLについての全般が理解できるように、評価方法や支援技術方法などの実践的知識について、図・写真を多用して解りやすく解説されている。WHOの新たな国際生活機能分類に基づく内容や、高次脳機能障害などの詳細についても解説されている。

脳卒中の機能評価―SIASとFIM[基礎編] (実践リハビリテーション・シリーズ)

千野 直一 (著, 編集), 椿原 彰夫 (著, 編集), 園田 茂 (著, 編集), その他

脳卒中リハビリテーションに欠かせない書籍。
機能障害の評価として脳卒中機能評価法(SIAS)、能力低下の評価として機能的自立度評価法(FIM)を取り上げて、とても詳しく解説しているテキスト。初学者向けの基礎編と経験者向けの応用編から構成されていて、基礎編となる本書では評価の概要や項目ごとの採点方法など、基本的な事柄の説明に重点が置かれているので、まずは基礎から着実に理解を深めていく場合にはオススメの良書です。

姿勢・動作・歩行分析 (PT・OTビジュアルテキスト)

臨床歩行分析研究会 (監修), 畠中 泰彦 (編集)

「動作分析は難しい」を払拭するために執筆された本テキストは、症例をもとにしたケーススタディ形式で、観察・分析のプロセスを丁寧に解説してくれています。観察の基本から治療プラン立案までが良くわかります。付録のWeb動画にスマホで簡単アクセスでき、いつでも視聴可能で正常/異常動作の理解に役立ちます。動作分析な苦手でADL評価と繋げるのが苦手な若手療法士から、学生向けの良書です。

本の紹介として当ページとその他関連ページを作成していますが、直接のリンクを設置しない事としました。実際に購入を検討されている方は、お手数ですが、アマゾンで直接検索をお願いします。

 

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