ブログ報告

【総括】ネット版PT−OT勉強会の総括を勝手ながらさせて頂きます。

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平成28年7月4日から開催された「ネットを活用した症例報告会風」の勉強会です。
以下の4つ演題が発表されました。

理学療法士 症例報告勉強会
①「重度の脊椎圧潰をきたした腰痛症に対する介護保険下でのアプローチについて」 中尾 浩之 rehatora.net管理人②「肩インピンジメントに対する運動器エコーの臨床活用」 林 洋平  辻秀輝整形外科PT(和歌山)③「2年間腰の痛みと姿勢の悪さに悩んでいた症例」 平良 雄司 琉球リハビリテーション学院PT教務(沖縄)④「腰椎椎間板ヘルニア患者に対する筋膜リリースを用いた治療の正当性を考える」 棚原 孝志 とうま整形外科クリニックPT(沖縄) ブログ「たなはらの勉強部屋」管理人

ネット版 PT-OT勉強会はコチラから

毎週月曜日20:00に、1つずつ投稿し、合計4つの演題が、4人の理学療法士によって発表されました。各投稿は、1週間の質疑応答期間を設け、閲覧者とのコメント欄を通したやりとりも行われました。質疑応答の記録も、それぞれの症例報告記事下部から閲覧する事が可能です。

無事に最後の演題の質疑応答期間を終えて、ネット勉強会は終了しましたが、このままやりっぱなしは勿体無いので、勉強会についての総括をし、今後の目標や計画を述べさせて頂きたいと思います。また、この場をかりて、お世話になった方々へのお礼もさせて頂きます。

 

まずは、ネット勉強会のアクセス状況です。

アクセス状況を記述統計学を用いて記述してみました。1記事あたりのアクセス状況も載せようかと思いましたが、記事そのものの優劣をアクセス状況で判断する形になると、それは違うなと感じたので、4つの記事の合計アクセス数と、平均、標準偏差を出しています。

ネット勉強会アクセス状況図1

公開して、3日間程にアクセスが集中して、その後週末に向かうにつれてアクセスが落ち着くという経過を辿りました。SNSでの拡散と検索エンジンからの流入が基本になっているのですが、紹介して頂いた個人ブログからの流入もありました。

image

やはり、rehatora.netさんは強いです。

スマホだと、画像が小さくて少し見えずらいかもしれませんが、勉強会期間中の流入経路が多い順に並んでいます。(アクセスに関するこれらの事については、記事の中ほどで、別項で取り上げています。)

 

次に質疑応答に関してです。

質問総数とコメント総数に対しても同様です。質問総数は、閲覧者が最初に切り出した質問のみの数(4記事合計)です。コメント総数は、主催者の立場としての司会進行目的のコメントと、質問に対する回答など全てを含めた数です。

質問に関しても、投稿(全て月曜日の20:00に投稿)から最初の3日間に質問が集中しています。

ネット勉強会アクセス状況図2

質疑応答に1週間という期間を設けましたが、3日以上は必要で、余裕を持って7日とするのが、一応は適当な期間だと感じました。

 

質問内容について

丁寧に分析したわけではないですが、質問内容としては、同じ領域で臨床に取り組んでいると思われる方から、少し踏み込んだ質問が多かった印象です。

単純に「分からない単語」についての質問や、素朴な質問というのは少なかった印象です。匿名性であっても、やはり分からない事を公の場で聞くというのは抵抗があるのかもしれません。

最初は、挙げ足をとるような質問や、少し意地悪な質問が来たら。。。だとか、テレビで時々取り上げられる「炎上」と言われるような事が起きたらどうしようと恐怖と不安がありましたが、そんな事は心配に及びませんでした。

質問者も、とても丁寧に質問・意見を出してくれて、建設的なやりとりができていて、質疑応答についても価値あるものだと感じました。

 

ネットを活用する事のメリット&デメリット

メリット

  • 発表者の自由度が高い
  • フランクな言葉使いでも問題ない
  • 文字数の制限がない
  • 補足記事を作れる
  • 面と向かってはやりにくかった質問も躊躇せずに聞ける
  • 中尾さんの製作した紹介記事の受け売りですが、ネットを活用すれば、報告の場に集合しなくても、多くの方々の知識を集結できる。
  • 記録をとらなくても、サイト記事として残っているので、質疑応答を含めて、いつでも過去の報告が閲覧可能

発表者の立場から申し上げると、堅苦しく文章構成を考える必要がないので、発表者の伝えたい事に重点を置いた症例報告は非常にやりやすいなと感じました。4演題とも発表者の個性が出ていて、文章から人柄を感じる部分もあって、他の症例報告会のスタイルにはないものだと感じました。

 

デメリット

  • 発表者(記事製作・質疑応答)は、ボランティア状態で取り組むために負担がかかる。
  • 見やすさを意識しないと読む側のストレスが大きくなる
  • 質疑応答の一週間は、質問が来ないのでは、という心配と、批判が来ないかの心配ばかりしてしまう
  • 実際の場面を伝えるには障壁が大きい

※ YouTubeを利用すれば、治療場面の動画を載せる事も可能ですが、手間がかかるので、やはり実際の治療場面を共有するのは難しいと思っています。

しかし、デメリットに関しては、どのような報告(発表)のスタイルでも必ず何かしらの不利な点があるはずなので、ここに関しては、難しく考えない事にしました。
私自身はデメリットよりも、メリットの方を考える事に意味があると思っています。

それでも、発表者の負担が生まれているという点(デメリット)については、今後企画を立てる際の大きな懸念材料でもありますので、この点については記事後半で対策も含めて取り挙げさせて頂きます。

 

結局は、私自身のサイトの露出度が重要

いくら、発表者が素晴らしい報告記事を書いてくれても、私のサイトの閲覧者がいなければ、その記事が読まれる事はありません。

現在の検索エンジンからの流入数は、1ヶ月で3000件程度です。半数を検索エンジンから、残りの半数がSNSや紹介してくれた個人ブログからの流入でした。中尾さん、アップドラフト比嘉さん、伊波さんをはじめ、御協力頂いた皆さん本当に有難う御座いました。

検索流入に関しては、最初の頃は、1ヶ月50件もなかったので、当初から比べると成長しましたが、他のブログ運営者からすると笑われてしまう数字かもしれません。

(これについては、今まで取り組んできた事を継続しかないと思いますので、これからも頑張ってみます。)

それでも、それなりに閲覧者がいてくれたのは、個人ブログ、FacebookやTwitterなどでサイトの露出を高めてくれた方々がいたお陰です。

ネット版勉強会の企画をみて賛同して頂き、個人ブログ・Facebookで紹介してくれた方や、症例報告記事をTwitterで取り上げてくれた方のお陰で、それなりに閲覧数を保つ事が出来ました。

本当に有難うございました。

Facebookについては、私自身がやっていないので、紹介記事を目にする事は出来ませんでした。この時ばかりは、Facebookをやっておけば良かったなと思ってしまいました。ご協力頂いたのに直接お礼を言えてない方もいて、本当にすみません。(もしかすると把握できていないのもあるかもしれません)

Twitterについては私も取り組んでみたので、そのお礼も含めて、少しTwitter界隈の状況報告をしたいと思います。

 

Twitterでの活動報告

勉強会の開催を企画した段階で、TwitterなるSNSに初挑戦してみました。私はアナログ人間なので、こういったものに一切縁のない人間でしたが、勉強会同様に、これについてもやってみて良かったです。

私自身は、あまり(?)つぶやく事はなかったのですが、ネット勉強会の告知を載せた時に、多くの方が拡散に協力してくれました。

Twitterからの流入も非常に多く、また、Twitter上で勉強会の事を取り上げてくれる方もいまして、そういった方々の協力もあって、勉強会を無事に終える事が出来たと思っています。

以下に、いくつかのTweetの載せています。とても良い方々なので、Twitterをしている方は、是非フォローして下さい。

なんとなく、協力関係が築けている気がして、勝手に戦友と思っています。笑
全てを紹介する事はできないので、いくつか取り上げたいと思います。

※ ツイートをクリックすると、そのツイートをした方のTwitterにアクセスできます。他のつぶやきでも勉強になる事・面白い話題が結構出てくるので、興味のある方は見てみて下さい。

リツイートが多かったもの・コメントを入れて引用リツイートして頂いたものを中心に載せましたが、「リツイート&いいね」してくれた方々にも感謝です。ご協力頂いた皆さん全員を紹介したかったのですが、凄い人数になってしまったので、上記ツイートに絞らせて頂きました。

私自身は、勉強会の告知ためにアカウントを取得したのですが、今後も、(時々)Tweetしていきたいと思います。今後も、どうか宜しくお願い致します。

 

発表者へお礼がしたいけど出来ない。。

当サイトは収益目的のサイト運営をしていませんので、お礼(執筆料)どころか、毎月少額の赤字が出ている状態です。なので、「発表者の目に見えるメリット」としてお礼が出来ないのが正直なところです。

今回、ご協力頂いた御三方には本当に感謝です。そして、みなが「やって良かった。」というように言ってくれたので、本当に嬉しかったです。

発表者自身に一切の利益が発生しない中で、それでも「やって良かった。」と言って頂き、本当に懐の広い方々です。

しかし、それに甘えて、発表者への負担を考慮しないというのは、かなりの筋違いも甚だしいです。

今回の取り組みをしてみて、今後は少し収益が上がるようなサイト作りにしてみようかと思うようになりました。収益として上がった分をお礼として支払う事が出来ればなというのが現時点での、この問題の解決策だと思っています。

例えばですが、

症例報告①であれば、圧迫骨折や重度の脊椎変形を伴う患者への理学療法について学べるテキストを紹介する(Amazonの販売ページへリンクを貼る)などです。

症例報告②であれば、インピンジメントや超音波画像診断に関するテキストなどです。

症例報告記事や質疑応答を読んで、少し勉強してみようと思った方に、記事と関連するテキストを記事下にページリンク(Amazonサイト)という形で紹介します。

また、私が今までに制作してきたオリジナルの記事の方は、面倒くさくて、引用・参考文献(書籍)を載せる事はしていなかったのですが、これについても紹介を兼ねて、少しずつ載せようかと考えています。(情報の出所を、しっかり書くという意味では、サイト運営がより健全になるかもしれません。)

もし、閲覧者がそこから購入した場合、紹介料という形でAmazonから3%程の紹介料が入ります。そこで得た収益を発表者へのお礼という形でお返しできれば、(少額かもしれませんが、)発表者自身が多少はやって良かったと思えるかなと考えています。

この形なら、購入者自身が余計なお金を払っているわけではない(サイト閲覧は無料です)ですし、私のポケットマネーから現金が支払われるわけでもないので、誰にも負担はないと思っています。Amazonも、このサイトを通してテキスト購入者が増える事を望んでいるはず(?)です。

 

現行通りのままだとすぐに衰退するはず。

今回のネット版 勉強会は、ネットを活用した勉強会の形として、新たなきっかけ作りができたかなと思っています。

「今後も楽しみにしてるね」という言葉も頂いたりして、個人的には、これがしっかりと形になったら面白いなと思っています。

しかし、今の状態では発表者は完全ボランティアです。発表者への負担が大きいなと感じるのが正直なところで、お願いする私も少し気が引けてしまいます。

もし、上記のような形が出来れば、「自分もやってみたい」という自発的な形で発表者が生まれてくれるかもしれません。

もちろん、収益目的で演題を出すというのは、最初の趣旨と大きく異なるので、そのような発表の場にはしたくありませんが、発表者自身に何かしらの形になるメリットが作れたらなと考えています。

この場合、お金が動くとなると簡単な話ではありませんが、Amazonの場合だと、Amazonギフト券で紹介料を受け取る事も可能なため、ギフト券としてなら譲渡しやすいのではと考えています。

発表者が、その後何かしらのテキストを購入しようとした際にその足しになれば、自分が学んだ事を他の療法士にも提供し、そこから得たもので、他の勉強もしやすくなるという正のサイクル(仕組み)が作れるのでは、とイメージしています。

もちろん、上記で説明した形は、実際に蓋を開けてみたら、「そういう流れを作る事は出来なかった」という可能性は十分にあるので、現時点で確約できるものではないし、当面の運営や第2弾の勉強会を開催する場合は、現行通りの赤字運営&完全ボランティアになっています。

少し、上記で挙げた流れをイメージしてサイト運営を進めてみようと思います。もちろん、個人の収益化目的ではないという事をご理解頂ければと思っています(※ 収益のためにサイト運営を行っているという事を否定する意味ではなく、あくまでも私自身の取り組み方です。)

報告記事や、当サイトオリジナル記事を読んで、紹介されているテキストに興味を持って頂ければ、チェックしてみて下さい。

テキスト購入をゴリ推しするような文言を載せる事はありませんので、純粋に興味を持った方が、ご自身で検討して頂ければと思います。

これについては、一定期間、テスト的に行ってみて、先ほど挙げた仕組みが作れそうもなければ、その時は他の方法がないかを模索してみます。(現時点で次の手はありませんので、まずはチャレンジしてみます。)

この件については、取り組みを始めた後、しばらく経過をみて、再度報告させて頂きたいと思います。

 

最後に

今回の企画を通して、私自身、多くの刺激をもらう事ができて、緊張や不安もありましたが、楽しい1ヶ月間でした。

実は、今回の企画は、発表した4演題の他に、2演題が投稿予定でした。発表者の諸事情もあり、今回の勉強会での投稿は見送りました。
お二方とも、痛み治療には特別のこだわりをもって臨床に取り組まれているので、是非、日頃の臨床の取り組みを発表して欲しいと考えてた分、とても残念ではありました。

ちなみに、その一人が作業療法士でして、作業療法士も発表する予定という事で、企画タイトルを「ネット版 PT−OT勉強会」にしました。今となっては、タイトルは気にしていませんが、是非、理学療法士だけでなく、作業療法士やその他のセラピストにも、日頃の取り組みを発表してほしいと思っています。

「すぐに第2弾を!」とはいきませんが、今回発表を見送ったお二方に加え、もし他にも協力できる方がいれば、合わせてネット版勉強会の第2弾を行いたいと思っています。

第2弾開催の報告ができる準備が整いましたら、またお知らせしますので、その時は、再びご協力を宜しくお願いします。

今回の企画を無事に終える事ができた事を、皆さんにお伝えするとともに、お礼と今後の計画を簡単に説明させて頂きました。本当に有難う御座いました。

特に、今回の企画に多大なご協力を頂いた、中尾さん、アップドラフト比嘉さん、演者のみなさん本当に有難う御座いました。また、拡散のご協力&閲覧してくれた皆さん、有難う御座いました。

ネット版勉強会に関するご意見・ご要望などがありましたら、コメント欄もしくは、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。また、「自分も症例報告記事を出してみたい」という方がいましたら、いつでも御連絡をお待ちしております。

いつも以上に長々となってしまいました。最後まで読んで頂いた方、有難うございました。

 

H28.12.23追記

第二回のネット版PT-OT勉強会も開催されました。下のリンクから閲覧が可能です。

ネット版 PT-OT勉強会はコチラから

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